ラジオと懐古

例によって家にいる時間が長い。

どこかでなんとなく音が鳴っていないと落ちつかない性質なので、日中はずっとラジオをかけている(ちなみにうちにテレビはない。どうせ観ないと思って買わなかったのだがこうもおうち時間が続くと時々観たくなる)。

 

ラジオはいいぞ。

急にタチの悪いオタクのような口調子になったが、実際ラジオはいろいろと捗る。

まず安上がりだ。電池さえ入れておけば割に長くもつ。初期費用も安い(SONYのまあまあ使えるやつを買っても2000円ぐらいだ)。それにWi-fiも食わない、これ重要。

 

で、自分の音楽プレイヤーを使うのと違って、普段あまり聞かない音楽を聴けるのが良い。Official髭男dismの新曲が結構良いことに気づけたり(Pretenderしか知らなかった)、最近サブスクリプションが解禁になったHi-STANDARDはわりとコードが凝っていることに気づけたり(2つぐらいしかコード使わんのだと思っていた。失礼)。

 

音楽ばかりでなくトークも楽しく聴ける。

一昨日ぐらいにはOKAMOTO'Sのオカモトショウさんが最近ガパオライスを作った話をしていたし、今日はMIYAVIがなんかの中継で娘さんと出演していた。

ガパオライスかあ。昔高校の卒業旅行でキッチン付きの宿を借りてガパオ(のようなもの)を作ったことを思い出す。ナンプラー、1回買っちゃうと余るんだよな。

 

−ラジオが好きな人は薄々お気づきのことと思われるが僕はずっとJ-WAVEをかけている−

 

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これはまさにJ-WAVEの春キャンペーン『GOOD MUSIC, GOOD VIBES』のキャンペーンソングとして書き下ろされた楽曲なんだって。ここ数日ヘビロテされている。スカパラサウンドはにぎやかで無条件にテンションが上がる。一方でメロやコードの進行は哀愁漂うものがあって、そのバランスが絶妙。

 

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これもなんか2日に1回ぐらいかかっている。

タイトルの癖の強さがどっか行っちゃうぐらい曲のインパクトも強い。ルイス・コールは1回Knowerとして来日したときにライヴを観たが、上手すぎて普通に怖かった。Thundercatは携えているベースが既に怖いし、音源でもその異常性は十分に伝わるが、生演奏はまだ観たことがない。絶対怖いに違いない。

 

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これは昨日流れていてつい「うっわ懐、、」と口走ってしまった。

2007年リリースの曲だから、自分が小5のときに流行ってたはず。うわー。ついつい当時住んでいた街のこととか、近所の友達のこととかを思い出す。肝心のテレビドラマの内容はよく覚えていないが。っていうかめちゃくちゃ良い曲だな、改めて聞くと。

小5と社会人2年目では流石に聴こえ方も違うか。

 

なんだか先の高校ガパオの件といい小5 of Lifeといい、懐古ばっかりしているな。別にそれが悪いとは言わないが、何事も過ぎたるはなんとやら。

程よく先のことも考えながら、明日もラジオをかける。