1.サウナ
平日の真っ昼間からサウナに行った。サウナ室に入ると先客がひとり居た。ミイラだった。「えっ」と声が出てしまった。
しかしミイラがサウナに入っていて何が悪いのか。それになにか事情があって全身に包帯を巻いているのかもわからない。失礼を申し上げたかなと思い、一応「どうもすみません」と言ったら、ミイラ氏はわざわざ両膝に手をついて会釈をなさった。
隣に座り、ふと気になったので「それって何か効能とかあるんですか」と訊いてみたら、ミイラ氏は「まあ効能っていうほどのことじゃないですけど、保湿ですかね」と仰った。あ、なるほどですね、ハハハとなんとなく笑い合ってその場は収まった。今思い出すとサウナは全然暑くなかったし、私も普通に服を着ていた。
〜起床〜
〜二度寝〜
2.花屋
デパートに買い物に出かけた。エレベーターに乗って8階の花屋に行こうと思った。チン、と鳴ってエレベーターのドアが開くと、私と同じ年頃の男性がひとり乗っている。
男「下に行きますけど、乗りますか」
私「乗ります乗ります、ありがとうございます」
エレベーターは8階に降りていく。
8階でドアが開く。途中の階で止まった記憶はないが、男性はいつのまにか居なくなっていた。花屋といっても、売っているのは木の枝の切れ端ばかりだった。気が利かないな、と少し思ったが、すぐに気に入った枝を見つけることができた。ガーベラの木だった。
店員さんを呼んで2本ほど取ってもらった。あまりよく覚えていないが同年代ぐらいの、こちらは女性だったと思う。もう少し涼しくなったらイチゴとかも育つんでオススメですよ、と言っていた。
よく見ると枝の先に白い鳥がとまっている。この鳥もいただけるんですか、と訊くと「そうですねえ、リクルートに許可が取れたら大丈夫です。ダメってことはほぼないですけど」と教えてくれた。陸運局ですか、と訊き返すと、いえ、リクウンキョクじゃなくてリクルートです、とのことだった。
リクルートも色んな商売をやってるんだなあ、と感心した。
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今年の初夢はなんかよく覚えていたので、二本立てで記録してみました。覚えていたところで夢なので、意味がわかりません。